クラフト魂が生んだ一生付き合える茶筒を作る開化堂@京都

金銀銅に輝く開化堂さんの茶筒。
様々なメディアで紹介されて世界中から注文がくるそうですが、
お店は河原町五条にひっそりと佇み、店員さんの丁寧な商品の説明を聞いていると
モノ作りへの実直さを感じる気持ちの良い接客をしてくださいます。
ギフトとしては購入したことがありますが、
自宅向けに買ったのは、初めて。
改めて自宅で手にしてみると、やはり素晴らしいので紹介しましょう!

今回、購入したのは、写真右手の細長い200gの筒。金色に輝くのは真鍮。

銅と亜鉛の合金が真鍮だそうです。
茶筒は2層式になっていて、中はどの色の物も錻力(ブリキ)でできているそうです。
見た目は、よくある茶筒とあまり変わらないような感じがするのですが、
蓋の気密性がすごいのです。
中蓋は綺麗に筒の最上部で止まります。
スキマらしきものが何処にもありません。

上蓋を閉めると、空気が、スーッと抜けて行き、
滑らかな一本の筒に変身します。お店で購入すると茶さじに名前を刻印してくださいます。

写真上部の銀色に輝くのは錻力。
錻力は鋼板に錫をメッキしたものだそうです。

銅色のものは銅でできてます。
茶筒は人ので触られるごとに、手の油分で色が変わっていくのです。
人によって油分の性質が違うので、
長い年月をかけて使用することで、その人独自の色に変化していくとのことです。


大切に使えば数十年単位で色の変色を楽しめる茶筒は、
精巧に作られてるからこそ実現できるクラフト魂溢れる銘品なのです。

京都へ行ったら是非寄りたい開化堂さん、おススメです!

投稿者プロフィール

佐野 友希夫
佐野 友希夫
基本的に人が好きで、特に仕事を通して人が成長していく姿を見るのが大好きな人材育成コンサルタント。沖縄から北海道まで日本全国のクライアントを飛び回る出張の達人。食べ物で好き嫌いが全く無いので、各地の美味しいものを食べ過ぎてしまい、なかなか目標体重にたどり着かないグルメラバー。そして20代の起業を支援するビジネスコーチのYukioさんこと、佐野友希夫(さのゆきお)