信頼は何処からやってくる?信頼はどこにある?

昨夜は横浜で会社を営む30代半ばの社長さんをコンサル。
イケイケタイプな性格とは裏腹に、
社員に信頼されてないようで、不安ということでした。
私がした質問は「信頼はどこからやってくるのか、ご存知ですか?」
社長「全然、分かりません。」
では「信頼はどこにあると思いますか?」
社長「何を言ってるのか意味が分かりません」

では信頼について一緒に考えてみましょう。

信頼は仕事からやってくるのです。


会社では、仕事が基本です。
職種に関係なく、与えられた仕事をどれだけこなせているかが仕事での信頼の源です。
例えば、部下の営業マンが全然契約を取ってこれなかったら、
その人に対する仕事の信頼は低下しますよね。
では社員の方は社長のあなたにどんな仕事をすることを求めているのでしょうか?

社長の仕事

それは、社長自身が社員の方達に、
自分の仕事を明言するところから始まります。
自分の仕事はこれこれをすることだと言うところから始まります。
この部分は会社によって違うと思いますので、
今の自分の立ち位置が基本になるかと思います。
自分で明言した仕事をやってなければ信頼は低下しますし、
言ったっことをやっていれば信頼は高まります。


明言した仕事が十分かという問題はありますが、
先ずは自分の仕事を社員に対して明確にしてあげましょう。
そして、それをしっかりとやって行けば、仕事上の信頼は少しずつ得られると思います。

信頼はどこにあるのか?

信頼は常に相手の中にあるものです。
信頼は自分に対する相手の印象です。
相手の中にある自分への印象が信頼の正体なのです。

なので、自分がどうにかできるものではありません。
もし信頼を得たいと思っているなら、その人の信頼を得るために
どんなことをすると信頼が高まるかを考えることです。
むやみに仲良くなろうとして、飲みニケーションを行なっても逆効果です。


大事なのは、
「相手にとってどんなことが相手の中の自分への信頼を高めることにつながるのか」
を考えてみることなのです。

まとめ

信頼は目に見えないので扱いづらい代物ですが、
ちゃんと分解して考えて付き合っていくと、見えてきますので、
焦らずトライして行きましょうといって締めてきました。

社長さん、分かってくれたかな〜?

投稿者プロフィール

佐野 友希夫
佐野 友希夫
基本的に人が好きで、特に仕事を通して人が成長していく姿を見るのが大好きな人材育成コンサルタント。沖縄から北海道まで日本全国のクライアントを飛び回る出張の達人。食べ物で好き嫌いが全く無いので、各地の美味しいものを食べ過ぎてしまい、なかなか目標体重にたどり着かないグルメラバー。そして20代の起業を支援するビジネスコーチのYukioさんこと、佐野友希夫(さのゆきお)